（公財）伊賀市文化都市協会（ぶんと）は2023年3月23日、伊賀市役所において同市、大阪交響楽団との３者による「文化のまちづくり」推進に関する連携協定を結びました。同時に、指揮者の寺岡清高氏（ウイーン在住）を音楽アドバイザーに委嘱しました。
ぶんとでは現在、「地域のクラシック人口１％」を目指したプロジェクトとして、大阪交響楽団と寺岡氏による解説付きコンサート「クラシックのいろは」を毎年開催しているほか、胎児や乳幼児を対象とした「チャイルドクラシックプログラム」、小学生向きの「10歳までに聴かせたいクラシック」、更には小中学校でのアウトリーチ公演など、多種多様な音楽事業を大阪交響楽団等と協働して取り組んでいます。
今回の連携協定は、伊賀市の理解と協力によって実現したもので、音楽公演等による文化芸術の振興を通じて、人々が豊かに暮らすことができる活力ある持続可能な伊賀市（文化のまちづくり）を目的に掲げています。
ぶんとでは協定を弾みとして、寺岡氏のアドバイスをもとに市民の皆様のための音楽事業の更なる深化を図るとともに、市・楽団と連携して音楽による文化のまちづくりを推進します。市民の皆様のご理解・ご支援をいただきますよう、お願いします。
※写真「協定書を手にする（左から）赤穂正秀・大阪交響楽団常務理事、岡本栄・伊賀市長、中村忠明・ぶんと理事長」、「中村理事長（左）から音楽アドバイザーの委嘱状を受け取る寺岡清高氏」（いずれも3月23日、伊賀市役所）
